一般社団法人飯田自然エネルギー大学は、住民や地域事業者が主体となる再生可能エネルギー事業、新電力など地域のエネルギーマネジメントを担う人材の育成を目指し、飯田自然エネルギー大学の第4期生を募集します。
募集締切:2022年9月25日(日) ※当日必着
募集定員:11人 ※居住地域、経歴、年齢は不問
募集条件:
① 太陽光発電や小水力発電、木質バイオマス事業など地域に根差した再生可能エネルギー事業で起業する、もしくは地域新電力など地域のエネルギーマネジメントに従事する意欲があること。
② 原則として、全カリキュラムに出席すること。
③ 出題される課題レポート等に取り組み、提出すること。
④ メール連絡、インターネットによる資料閲覧、オンライン授業に対応できること 。
⑤ オンライン授業に対応可能なパソコン、通信環境を有すること。
選考方法:応募用紙と小論文2点を提出。審査委員による選考を実施。
選考結果:10月4日(火)以降、すべての応募者に通知。
提 出 先:飯田自然エネルギー大学事務局
授 業 料:1年次(授業9回)につき5万円 ※全18回受講で合計10万円
※長野県飯田市及び下伊那郡在住者は飯田まちづくり電力(株)による受講料補助対象(補助金額1万円)
◆飯田自然エネルギー大学のご案内
学校案内(4期生)
◆受講生募集要項
募集要項(4期生 追加募集)
◆応募用紙
飯田自然エネルギー大学応募用紙
飯田自然エネルギー大学の特徴
太陽光や水力、バイオマス等の地域資源を生かし、住民や地域事業者が主体となる再生可能エネルギー事業(以下、再エネ事業)、新電力など地域のエネルギーマネジメントに従事する人を育てる、学びと実践の場です。
2004 年から太陽光発電事業等の再エネ事業に取り組んでいる、おひさま進歩エネルギー株式会社(長野県飯田市)が、2016 年に設立しました。
カリキュラム
全18回のカリキュラムは、飯田自然エネルギー大学学長の諸富徹教授(京都大学大学院経済学研究科)、おひさま進歩エネルギー株式会社が監修しています。
再エネ研究者や事業者の講義、事業現場で関係者と意見交換する実地研修などを通じて、事業に必要な知識や現場感を磨きます。
受講生同士のディスカッション、グループワークで取り組む事業計画づくりなど、全国から集まる受講生との交流も特徴です。
約1年半の学びを通じて「再エネ事業、脱炭素化を目指す仲間づくりの場」でもあります。
第4期生募集
主 催:一般社団法人飯田自然エネルギー大学
実施期間:2022年10月~2024年6月 ※全18回開催
主会場:おひさま進歩エネルギー株式会社 会議室
(長野県飯田市鼎下茶屋2242-2 飯田商工会議所鼎支所1F)
※オンライン受講と組み合わせて実施
対象者:
再エネ事業で起業を目指す方
再エネ事業に従事していて、スキルアップを目指す方
再エネ事業を通じて、地球温暖化防止に取り組みたい方
再エネ事業を通じて、持続可能な地域づくりに取り組みたい方
定 員:11人
※応募者は小論文2点による選考を行います。
入学式・第1回授業:2022年10月22日(土)~23日(日)
講師陣・講義内容
講師陣(講義)
諸富徹(京都大学大学院経済学研究科 教授)
高橋洋(都留文科大学地域社会学科 教授)
竹濱朝美(立命館大学産業社会学部現代社会学科 教授)
東愛子(尚絅学院大学社会部門環境構想学科 准教授)
安田陽(京都大学大学院経済学研究科 特任教授)
木村啓二(大阪産業大学経済学部 准教授)
相川高信(公益財団法人自然エネルギー財団 上級研究員)
荒川忠一(東京大学 名誉教授)
小林久(茨城大学 名誉教授)
おひさま進歩エネルギー株式会社
飯田まちづくり電力株式会社
※予定者含む。このほか行政・事業者講師、再エネ事業現場の実地研修、事例研究の演習で構成します。(第3期カリキュラムを参照ください)
第3期カリキュラム(参考資料)
講義内容 ※第3期カリキュラムより抜粋
・持続可能な地域/まちづくりと再生可能エネルギー事業
・電力需給バランスの近未来と電力小売
・電力市場制度設計が再エネ大量導入に果たす役割
・再生可能エネルギー大量導入時代の電力システム工学
・再生可能エネルギーとファイナンス
・再生可能エネルギーと法的スキーム
・地域における小水力発電事業の現状、課題
・木質バイオマス熱利用による地域エネルギーシステムの転換
・太陽光発電の現状と可能性、ビジネスモデル
・地域新電力の意義・事例・現状の課題と可能性
・地域主導型再エネ事業の立上げと地域の合意形成
・エネルギー・トランジションと地域戦略
第3期の授業風景
座学講義
座学講義(再エネ事業者)
事例研究(グループワークでの事業計画作成)
事業計画相談会
実地研修(木質バイオマス)
実地研修(木質バイオマス)