再生可能エネルギー事業

おひさま進歩エネルギーは2004年の創業以来、地域エネルギー会社として、地域のさまざまな関係者とともに事業に取り組んできました。エネルギー事業を通して持続可能な地域づくりをしていきます。

人・モノ・お金を地域内で循環させるため、再生可能エネルギー設備の設置は、市民の意思あるお金である市民出資や、地元金融機関の融資を用いて、発電所の施工は地域事業者へ委託しています。

太陽光発電

パネルを設置した飯田市内の防災センター

長野県南部に位置する飯田市は年間を通じて晴れた日が多く、日照条件に恵まれた地域です。

2005年、公共施設や企業、住宅の屋根に市民出資を活用してパネル設置する「屋根貸し事業」を始めました。

その後、FIT制度の開始や飯田市地域環境権条例の施行など、新たな制度を取り入れながら、発電所の開発・保守管理の実績を積んできました。

いま、太陽光発電所は長野県南部を中心に保育園、公民館などの公共施設、事業所や個人住宅など481ヶ所、出力合計15,516まで広がりました。(2025年12月現在、再投資事業含む)

これからも地域の皆さまや企業、行政と協力しながら、おひさまの恵みを生かす発電事業に取り組みます。

<太陽光発電事業>

sunpo メガさんぽおひさま発電所プロジェクト

sunpo おひさま0円システム

sunpo オフサイトPPA事業

小水力発電

小水力発電は、水の落差や勢いなどのエネルギーを利用し、水車を回して電気を生み出します。

一般的に、おおむね1,000kW以下の規模が「小水力発電」と定義されて、自然河川や砂防えん堤、農業用水路などすでにある環境を生かして発電を行います。

小水力発電所は、大規模なダムや貯水池を造る必要がないため、設置・発電ともに環境負荷は小さく、使われていない地域資源の有効活用にもつながります。

水が流れる限り天気や昼夜に関わらず発電できるため、風力発電や太陽光発電に比べて、長い運転時間が強み。発電機の点検など、適切なメンテナンスを行うことで、50年以上の長寿命の発電が可能です。

周囲を山に囲まれ、その山々を源とした河川に恵まれている長野県。環境省の調査で、見込まれる小水力発電の可能性は長野県が全国トップとの結果が出ています(※)。

太陽光発電事業、バイオマス事業に続き、地域密着型の小水力発電事業にも取り組みます。

※再生可能エネルギー情報提供システム「REPOS」(環境省)より

<小水力発電事業の詳細>

野底川小水力発電所(長野県飯田市)