飯田自然エネルギー大学

飯田自然エネルギー大学

再生可能エネルギー事業、地域新電力など、エネルギーマネジメントの実践者を育成する学びの場です。地域発のカーボンニュートラル、持続可能な地域づくりを目指します。

カリキュラム・特徴

・カリキュラムは、飯田自然エネルギー大学学長を務める諸富徹教授(京都大学大学院経済学研究科)、おひさま進歩エネルギー株式会社が監修

・講師陣は、再生可能エネルギー分野の研究者や事業者、金融、法律等のプロフェッショナル

・事業計画づくりの演習、フィールドワークなどを実施。事業に必要な知見を養成

・受講生同士のディスカッション、グループワークで行う事業計画づくりを通じて、全国から集まる受講生と交流

・授業は原則、毎月1回。土曜PM+日曜AMで構成

第5期生の募集 

一般社団法人飯田自然エネルギー大学は、太陽光や小水力、バイオマスなど地域住民や地域事業者が主体となって行う再生可能エネルギー事業、新電力事業など地域のエネルギーマネジメントを担う人材の育成を目的として、飯田自然エネルギー大学の第5期生を募集します。

全10回のカリキュラムで、再生可能エネルギー分野の専門家、事業者による講義(基礎編・実践編)、事業計画づくりの演習などを段階的に進めて、最終授業で事業計画を発表します。

受講を希望される方は、「募集要項」「学校案内」を確認の上、所定の応募書類(応募用紙、小論文2点)を提出してください。

主 催:一般社団法人飯田自然エネルギー大学

実施期間:2024年10月~2025年9月 ※全10回

学 長:諸富徹教授(京都大学大学院経済学研究科)※カリキュラム監修

主会場:おひさま進歩エネルギー株式会社(長野県飯田市鼎下茶屋2242-2)
    ※授業は会場受講、オンラインで実施

定 員:20人 ※10-20 代対象の「若者優先枠」4 人含む

締 切:2024年8月30日(金)17時必着 ※募集期間を延長

授業料:10万円(入学時に全額納付)

※飯田市及び下伊那郡在住者は、飯田まちづくり電力(株)による受講料補助(1人につき1万円)を適用します

※学生の方は修了後、奨学金を 1 人につき 3 万円給付します​

入学式・第1回授業:2024年10月5日(土)- 6日(日)

カリキュラム カリキュラム_第5期
募集要項 募集要項_第5期
学校案内 学校案内_第5期
応募用紙 飯田自然エネルギー大学応募用紙
募集チラシ 募集チラシ_第5期 

【申込み・お問合せ】
〒395-0802 長野県飯田市鼎下茶屋2242-2(飯田商工会議所鼎支所1F)
一般社団法人飯田自然エネルギー大学事務局 宛て
電話0265-56-3713/FAX0265-56-3712
メール support@enedai.jp

第4期授業

講義

講義

講義(グループワーク)

事例研究

事例研究

実地研修(ソーラーシェアリング事業現場)

実地研修(木質バイオマス事業現場)

※各回授業の様子は、おひさまブログでも紹介しています。

第4期生 感想・メッセージ

カリキュラムを修了する4期生から、5期生へのメッセージをまとめました。


愛知県新城市の職員として勤務している浅井です。行政職員という立場で参加させてもらい、2年間このエネルギー大学で省エネ、再エネを取り巻く世界的な動きから具体的な事業の事例まで幅広く学ぶことができました。

地球温暖化、エネルギー施策は行政だけで進めることは限界がありますが、様々な立場の人が参加するエネルギー大学は相乗効果をもってデカいことが実現できると思います。ぜひ参加して地域を盛り上げていきましょう。

(愛知県、自治体職員、浅井)


2年間ほぼ毎月レポートを提出し、講義を受けるペースは仕事や家庭のことをしながらでは少々オーバーワークの時もありましたが、概論的な話から実際に事業を実施されている方からの直接の講義など再エネに焦点をあてたこれほどたくさんの知識に触れることができる機会は他にはないと思います。とても勉強になりました。充実した2年間が待っていると思って楽しみにしてください。また、このエネ大を経て何をしようと思っているかが明確になっているとさらによい学びになると思います。

(愛知県、自治体職員、井上)


この大学は、電力を学びたい方だけでなく、環境問題や地域づくりなど、社会課題に興味のある方、携わっている方にもお勧めです。日本と世界の電力事業の現状と課題を深く知ることができ、それらが社会課題に密接に関わっていることも分かり、自分が何をすればよいかの道標となります。 

学生、会社員、行政、議員など、多様な受講生が集まり、素晴らしい講師陣と飲み会で熱く語り合うのも魅力!いやぁ、これがたまりません! 

(愛知県、地域新電力会社社員、梅原)


「日本のエネルギー、このままじゃ持続可能じゃないよね?」と感じていたものの、「だけど私エネルギーのことマジ何も知らない…。正直、大企業とか専門家の方々しか手を出せないものなのでは?」と思っていた、エネ大入学前の私。あれから約2年。「村で小水力発電にチャレンジしたい!」と大口をたたけるまでになりました(笑)。エネルギーって、誰もが当事者。学んで、わいわい話して、繋がって、未来を一緒に変えていきませんか?

(長野県、議会議員)


エネ大に通い、再エネの基本を学ぶことができました。次は実践あるのみ!

素敵な仲間、講師陣、おひさま進歩の皆さんとの出会い、飯田の美味しい食との出会いは一生の宝ものです。悩んだ時に原点に帰る場所ができたことに感謝。

(東京都 NPO団体代表 大嶽)


再エネの基本やこれからのエネルギー経済の動向について知りたく、勉強したくエネルギー大学に入学しました。様々な講師の方から、経験豊富で説得力のある貴重なお話ばかりで、さらに再エネに対する関心が増して、ワクワクする内容でした。FITが終了して新たなエネルギー経済の基盤を構築していく必要になってくると思いますが、講義の内容を振り返りながら新たな事業の創出をしていけたらと思っております。

(長野 家電販売店会社員 熊谷)


現在、私は新電力会社に勤めています。

エネルギー大学に参加した動機は、当時は内部監査という仕事をしていたのですが、他人の仕事を見ているだけでなく自分で事業を動かしていきたい、と思っていたからです。

本当は起業までは考えていなかったのですが、講師陣が豪華で発電所の見学までプログラムに含まれており安価だったので、起業・または新規事業を本気で考えてみようと思い応募しました。

応募してもデメリットはないと思います。迷われているようでしたら、戸を叩いてみましょう!

(千葉県、新電力会社社員、信崎)


私は村議会議員をしております。脱炭素に向けた包括的な知識を得て、自分の住む地域のエネルギー自治を進める目的で参加しました。エネ大の講義内容は、第一線で活躍されている講師の方々から、基礎的なことはもちろん先進的な事例も数多く聞くことができます。講義や受講生とのつながりで得た知識を、政策提言や自治体の脱炭素計画の内容確認などに活かすことができており、活きた学びをさせてもらっています。

(長野県、議会議員)


これまで思いつきだけ進んできた自分のやり方を変え、じっくり考え、論理的な思考を身につけたいと思っていました。再エネに対する関心が大きくなり、以前から知っていた自然エネルギー大学に無謀にも挑戦。講師や同期生、事務局のみなさんの熱意と講義に影響を受け、じっくり取り組んでいく良さを久しぶりに体感しました。

(東京都、設計事務所企画、高田)


4 期生の藤井です。飯田エネルギー大学参加の動機は、天然資源がないと教育を受けてきた日本で今ある技術で自然エネルギーを活用し各地で地産地消し地域を豊かにすることが可能な再生可能エネルギーを学び直そうと思ったことです。

 前半 1 年間は再エネ分野の多彩な講師陣、実践者の方々や聴講生との交流や再エネ施設見学を通して基本を学び、思い立てば後半 1 年は事業化への企画を助言を受けながら作成も可能です。「安全な食材とエネルギーで都市部と近郊農業を結ぶ」をテーマに事業企画作成予定です

(東京都、新電力会社社員、藤井)