再生可能エネルギー事業

再生可能エネルギー事業

わたしたちの想い

わたしたちは、地域に根ざしたエネルギー会社として、設立以来、地域のさまざまなプレイヤーと共に歩んできました。再生可能エネルギーの設備がただ増えれば良いと考えるのではなく、持続可能な地域づくりをしていきます。

南信州に豊富にある、おひさま もり みず という、自然からのエネルギー利用をすすめ、エネルギーの地産地消を推進します。

人・モノ・お金を地域内で循環させるため、再生可能エネルギー設備の設置には、市民の意思あるお金を用いて、その施工は、地域の事業者に委託しています。

太陽光発電

鼎みつば保育園8

南信州は全国でも日照時間の多い地域です。飯田市は全国に先駆けて、太陽光発電設備導入の補助金制度を実施しています。

飯田市の戸建て世帯への太陽光発電パネルの導入率は全国平均を大きく上回り、15%を超えています。(市の補助金申請戸建て世帯数から換算)

全国初の市民ファンドを用いた太陽光発電事業は、2004年に始まりました。

時代に合わせて、少しずつ事業の形は変えながらも、保育園、児童館、公民館などの地域の行政施設、事業所や個人住宅など、424ヶ所、出力合計7,803にまで広がりました。(2022年10月現在)

飯田市は、2013年4月、「飯田市再生可能エネルギーの導入による持続可能な地域づくりに関する条例」を定め、

●再生可能エネルギー資源は市民の共有財産であること、
●そこから生まれるエネルギーは、市民が優先的に活用でき、自ら地域づくりをしていく権利があること

を宣言しました。

弊社はこれからも、市民、行政と共に、地域に根ざした着実な取組を行ってまいります。

<太陽光発電事業の詳細>

sunpo メガさんぽおひさま発電所プロジェクト

sunpo おひさま0円システム

小水力発電

小水力発電は、水の落差や勢いなどのエネルギーを利用し、水車を回して電気を生み出します。

一般的に、おおむね1,000kW以下の規模が「小水力発電」と定義されて、自然河川や砂防えん堤、農業用水路などすでにある環境を生かして発電を行います。

小水力発電所は、大規模なダムや貯水池を造る必要がないため、設置・発電ともに環境負荷は小さく、使われていない地域資源の有効活用にもつながります。

水が流れる限り天気や昼夜に関わらず発電できるため、風力発電や太陽光発電に比べて、長い運転時間が強み。発電機の点検など、メンテナンスをきちんと行うことで、50年以上の長寿命の発電が可能です。

周囲を山に囲まれ、その山々を源とした河川に恵まれている長野県。環境省の調査で、見込まれる小水力発電の可能性は長野県が全国トップとの結果が出ています(※)。

太陽光発電、バイオマス事業に続く創エネ事業として、地域密着型の小水力発電事業にも取り組みを進めます。

※再生可能エネルギー情報提供システム「REPOS」(環境省)より

<小水力発電事業の詳細>

野底川小水力発電所(長野県飯田市)

バイオマス

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間伐材等を利用した薪、チップ、ペレットを燃料とする木質バイオマスボイラー太陽熱温水、ペレットストーブ等の再生可能エネルギー利用設備を、各事業所のエネルギー使用目的や特質に合わせて設計し、導入します。

基本的には、メンテナンスと付加サービスを組み合わせた一括またはリースの形態で提供します。

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