9月から運転開始した野底川小水力発電所で10月6日、竣工式を執り行いました。
この日は晴天に恵まれて、長野県や飯田市、地域の関係者、工事事業者の皆さまに出席頂き、飯田市上郷の現地で実施しました。
まず神事を執り行い、発電所のお清めをして安全運転を祈願しました。
竣工式は午後から、関係者50人余りが出席して執り行いました。
式典では、発電所の愛称「もりデン こりき君」の採用者表彰式も開催。昨年の愛称公募で140点の作品から選ばれた、飯田市の山田友菜さん、藤本恵さんに出席頂き、表彰状と記念品をお渡ししました。
式典では、多数の来賓の皆さまから祝辞を頂きました。発電所の共同事業者である上郷地域まちづくり委員会・北原重光会長からは「発電事業の寄付金は、野底山の課題解決や環境学習など地域づくりに生かしたい」とのお話がありました。
最後は発電所建屋前に移動して、点灯式を行いました。おひさま進歩のマスコットキャラクター・さんぽちゃんも登場して、全員でカウントダウン!
発電開始の合図であるパトランプが回転すると、会場は大きな拍手に包まれました。
式典後には、水車発電機や取水設備の見学会も行いました。
2017年の調査着手から6年を経て、ようやく竣工を迎えることができました。
小水力発電は、稼働後もゴミや砂を取り除いたりと、太陽光発電に比べてメンテナンス業務が多く発生します。その分、丁寧に管理すれば50年、100年と稼働できる貴重な再エネ電源です。
これからも丁寧に見守りを続けて、地域で愛される発電所となるように運用していきます。